日本はアメリカに「守ってくだちゃい!」って頼まないとなw

日米安全保障条約があるからアメリカは日本を防衛する義務があるって思っている低能が多いけど、それは完璧に勘違いで、日米安全保障条約ではアメリカは日本を守る義務を負っているっていうのはネトウヨの妄想でしかない。日本はこういう時はアメリカに「守ってくださいい!」とブザマにお願いするしかない。

何しろ日米安全保障条約には「日本に対する武力攻撃に対してアメリカは日本を防衛する義務がある」って明記されていないからな。全ての義務は明文規定として書いていなきゃならないってのは、国際的な常識で、その常識を知らないってのは無知の証明でしかない。「条約に関するウィーン条約」ってのの第31条に「条約は、文脈によりかつその趣旨及び目的に照らして与えられる用語の通常の意味に従い、誠実に解釈するものとする。」ってことを理由に否定するバカがいるが、この規定自体はウィーン条約に関するものであって、他の条約一般には適用されないってことを指摘しておく。

そもそも、条約だろうが契約だろうが、義務は義務として明文化されていなければ義務として解釈されないというのは、文理解釈と言って法律や条約、契約を解釈する唯一の解釈方法だというのは一般常識と言っても過言ではなく、3万冊の本を読んで経済と法律のg学位を持っている俺の友達も認めている。学理解釈や論理解釈が解釈として有効だなんていうのは偏差値60以上の大学で法律を学んでいれば言い出すはずもない。

この前提に立って考えてみると、日米安全保障条約には第5条で「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。」となっているだけで、「対処する」とは「防衛の義務」と同じ言葉でないことは誰が見ても当然だ。これをアメリカの国防総省の長官やら大統領やら日本の防衛大臣が、国防総省や外務省のウェブサイトで「アメリカの日本防衛義務」とか言ってインタビューの文面が載ってるが、これはお互いの国民にいかにも義務があるように見せかけている欺瞞でしかない。それに騙されるオメデタイ脳みそのバカが多すぎる。

そして、アメリカは急迫不正の攻撃に対する対処として大統領が即応する権限は持っているが、60日ないしは90日後に議会から戦争を継続する決議か特別立法で戦争を継続する権限を与えられないと撤兵しなきゃいけない。だから、アメリカは武力行使の権限を大統領じゃなくて議会が持っている。これを勘違いしているバカが多すぎる。アメリカ大統領は軍の最高司令官ではあるが、軍を動かし続ける権限を議会から貰うんだから、軍令権が議会にあるのは当たり前のことだ。 これはある大学院生がネットにアップしている記事をソースとして挙げることができる。

そして議会は軍令権限じゃなくて軍政権限しか持っていないから、アメリカでは武力行使とか軍の動員の権限は軍政権限に属していることになる。こんなのは上のことを読めば理の当然なのになぜ理解できないのか…。ブリタニカとか世界百科事典に書いてあることとは正反対だが、辞書に書いてある一般論は別としてアメリカに関しては俺の書いてある主張の方が正しい。

でもって、アメリカは日本に対する武力攻撃を自国に対する武力攻撃と同じと見立てているが、当然のごとく日本の国土はアメリカの領土じゃないから、扱いが違うのは当然だ。日本を守ることとアメリカの国益が合致しない場合、アメリカは日米安全保障条約なんぞ破棄して日本の防衛を放棄する可能性がある。条約にどう書いてあろうが、自分が罷免されたり、選挙で負ける可能性があるとしたら、どんな大統領でも条約破棄するのは当たり前だろ?この前提があるのに「条約に書いてあるから(そもそも書いてないが)アメリカが日本を防衛してくれる」なんて、バカな日本人の幻想に過ぎない。

さらにアメリカは日本の防衛をアメリカの防衛と同じだと日米安全保障条約で見立てているが、アメリカ領土の防衛戦争であったとしても、アメリカは開戦から60日もしくは90日が経過したらば上に書いたように議会から継戦の承認を得なきゃいけない。つまりアメリカが自国防衛と同じと扱ったって、条約に書いてあるように「憲法の規定と手続に従って」防衛を放棄する可能性がある。放棄する可能性があることは義務とは呼ばない。だからアメリカは軍も大統領も議会も、全てアメリカを防衛する義務を負っているとは言えない。これは誰も否定のしようが無い現実だぞ?そうで無いというならば、途中で中止することができることであっても義務と呼ぶという俺には理解できない概念を論証してくれ。

この点の勘違いをしているバカどもの中に「アメリカは国民主権の国だから、国家主権の重要な要素である自衛権を放棄するような決定を、国家主権を実施することを国民から委託されているに過ぎない国家機関である議会はすることはできない」と反論するヤツが多いが、国民から委託されていようがいまいが「自国の防衛を放棄する決議をすることはできない」などの文章が無い以上はアメリカの議会は自衛戦争であっても放棄する決議をすることができる。そういうことが理解できれば、こんなバカなことは言い出さないだろ?

さらに、日米安全保障条約で仮に(あくまでも仮に)アメリカが日本を防衛する義務を負っていたとしても、この条約自体が1年前の通告で日米どちらも勝手に破棄することができる。こんな1年前通知で破棄できる条項がある条約に書いてあることが義務であるだなんてオメデタイとしか言いようがない。どんな契約や条項でも「義務」というのであれば、全ての義務は明文化され、放棄できない条項が無ければ義務とは呼べないというのを、なぜ多くの人間が理解できないのだろうな?

ほら、どうだ?これで「日米安全保障条約においてアメリカは日本を防衛する義務はある」っていうアホの主張は完璧に論破した。完全に「卓上の空論(きじょうのくうろん)」だと分かっただろ?分かったら間違いを認めて謝罪しろ。謝罪するまで伝言板や日記などの全てに謝罪を督促する書き込みを連投する。これは督促であって嫌がらせじゃないからな。

ちなみに、俺は議論する時は上に書いたように絶対に自分が論破されないと確信した時しか議論をしないが、論破されたら謝罪するだなんて約束はしない。だから仮に俺を論破したと思うヤツがいたとしても、世界中の全員が俺が論破されたと認定しても謝る義務は無いからな!

げんなりしますが、本アカウント(友達一覧にある なかいひろき ) に上記のような主張をする人に付きまとわれて、全項目論破したつもりでいるのですが、彼は上記のような主張をもとにおいらに謝罪を督促してきます。本当においらが論破されたと思う方はコメントでご指摘ください。この人の論理が狂ってると思う人はイイネかコメントでお願いします。

その人(だいだい!)のご紹介は↓にて

http://SNS.jp/view_diary.pl?id=1962321710&owner_id=23406453

北朝鮮、弾道ミサイル発射の兆候 韓国国防省が報告

(朝日新聞デジタル - 09月04日 15:34)