ミニ四駆 BGを小改造

こんばんは、月影TAKAです。

今回は「ビッグバンゴーストの小改造」となります。

まず、ミニ四駆で「金属ローラーを使用する際のポイント」をひとつ紹介します。

「金属ローラーは摺動摩耗がきついので定期的にオーバーホールしましょう」である。

まあ、「520ベアリング」が入っている「アルミベアリングローラー」に関しては「摺動面積」が少ないのでそれほど摩耗が進まないのですが、9mm・11mm・13mmベアリングローラーに関しては摺動抵抗が強く「金属ハドメで固定する」点がかえって抵抗を更に強くするため金属摩耗がきつくなります。

これの対処法は簡単です。

「ローラーの摺動で安定性を保てなくなった後に、ベアリングローラーを回してみて回転が悪くなっているとオーバーホールする」ですね。

オーバーホールの順はべリングローラーのパーツを「パーツクリーナー層漬け⇒556層漬け」をして間に乾かしてコーティングを定着させるやり方です。

パーツクリ―ナー⇒金属ローラーの付着ゴミや劣化油を浮かせる。

556コート⇒金属部品の摺動を良くしたうえで、金属部品の摩耗を抑えるコート処理

おそらく、購入品状態のベアリングローラーには「摩耗対策用グリス」が塗布されている可能性があるのですが、やはり「グリス」という点で乾いたり劣化して剥がれる可能性があります。

よく「ベアリングローラーを回してガラガラ言う・コリコリする」というのはグリスが剥がれて金属摩耗しているか、ベアリング内のボールが削れているかなので長い期間使い続けているベアリングローラーは交換時期と考えていいです(実際の車でも使用しているベアリングパーツにもこの手の問題があり、「明らかに異音がする」場合はオーバーホールしても直らないけでば寿命と見ています)。

ビッグバンゴーストのフロントに装着している13?ベアリングは幸い「油切れ」だったため、チリなどの付着ゴミと劣化油を落として556コートをし直せば回転が戻りました。

また、ベアリングのローラーのオーバーホールを機会にスクリューキャップボルトも新しいのに交換して、フロント上部プレートも「FRPプレート」から「カーボンプレート」に交換しました。

このプレートの付け方にもポイントがあり、前仕様は「上下のプレートの形状が同じで中心をネジとスペーサーで繋いでいた」という防御型のプレート構造をしていました。

ただし今回は「上下のプレート形状はちがう物を採用して、上部はローラー部分しか繋いでいない」というアクティブスタイルに変更しています。

どうしてアクティブスタイルなのかといえば「バンパーがたわんで衝撃をいなし易くなり、ローラーはたわみにくくしっかり衝撃を抑える」という各部品の特性をそれぞれ向上させるスタイルに変更したためです。

結局バンパーを言えば「先端のハードスポンジで衝撃を受け止めて取付け部のFRPプレートからバンパー側のFRPプレートに衝撃を伝達。最終的にバンパー全体の面積で衝撃を受ける」という仕組みになっています。

前仕様では、「バンパー側のFRPプレート」が「上下式」になっており「2枚のFRPプレートで衝撃を抑えてしまう」構造にしていました。

この方が安定性が向上して力強い走りができます。

しかし、「部品点数分重量が重くなる」点と「衝撃を逃がすところが無くなるから、結局勢いが消えて速度が少し落ちる」のが難点です。

つまり、「安定性を多少犠牲いする代わりにバンパー側に衝撃に対する逃がしを作って着地後の勢いを殺しにくい構造に変えた」となります。

ただし、「ローラー側の強度」はほしかった為カーボンプレートで繋いで補強しました。

FRPからカーボンになったことでローラーの耐久力も向上するうえに、カーボンプレートの強度を全てローラー側に使える為「横からの衝撃」に対して強くなります(この要素は主にウェーブセクションやターン方式のコーナー等で踏ん張りが効き易い特性になります)。

ジャパンカップ2017ではとにかく「重さ」で最高速が出にくかった為「小部品単位のパーツの現象と軽量化」でバランスを見直しました。

ビッグバンゴーストに関してはこんな感じです。

続いて、今日の仕事帰りに「超速ガイド2017-2018 」を購入しました。

やはり、漫画内容が「二ツ星駆動力学研究所」から「ヨンクな奴ら」にさし代わってましたね。

正直、「TMFL」も「ヨンクな奴ら」も内容的には「どんぐりの背比べ」みたいなところがある。

私からすれば「じゃあ、高加工改造抜きで改造したらどんなの作ってくるんだよ(笑)」と言えば「そんなの作りたくありません」と拒否されるでしょう。

いわば「リューターで切り倒したり、加工機で精度出ししてくるような改造マシン向けの漫画内容」であるため、本質だけを採用したミニ四駆の話題をあまり振らない法則がある。

タミヤ公式からツイッター欄を介してヨンクな奴らの漫画を見たことがあるけど「シンジンクン」というキャラの言い分に多少疑問を持ったわ。

例えば「アトミ2とHD3のタイムはあまり変わらない」とされるが、そもそもアトミ2は銅ブラシであり、HD3はカーボンブラシである。

「ブラシに当たりを付ける」なら仕方には銅とカーボンでは当たりが出る時期にかなり差が出る為、実質アトミ2とHD3では比較対象にならない。

むしろ「両軸のHD3よりも型軸のアトミ2の方が扱いやすい」なら話は分かるわ。

結局はアトミ2は「最高速よりも省エネとレスポンス重視のライトウェイト向けモーター」であるため、その点を絞って再加速で突きの良いセッティングを見つけてこれれば、「フリー走行の店舗コース」でもアトミ2は十分使える。

むしろ「アトミ2とHD3は変わらない」なんてネットで上げられると「HD3で頑張っているユーザーが不快に思う」と考えるわ。

まあ、シンジンクンの元ネタになったユーザーが実際に語ったならそのユーザーの考えだろうが「構成部品すら違うモーターを比較しようとする」時点で「差異があり過ぎて比較しようがない」となるのよ。

ちなみに私の考えでは「チューンモーターは省エネ重視のマシンの手際(再加速やスムーズさ)で勝負するモーター」であり「ダッシュモーターはハイパワーで圧倒的な速度を武器に勢いで勝負するモーター」だと考える。

それ故に、チューンモーターならパワーチャンプRSでもある程度持ちこたえるけど、ダッシュモーターとパワーチャンプRSでは電力消費量で相性が悪い。ダッシュモーターならネオチャンプと組み合わせるのが通説となる(これはパワーチャンプGTの時期に、TMFLの方で直に漫画を介して説明されている)。

なので、ヨンクな奴らの内容は「大半が実話だと思うが、考え方ではまだまだにわか部分があり、理論の信憑性に賛否がある」と判断するわ。

結局は「ユーザーが見つけてきた方法で自分と相性が良ければそれが正解」だと思う。

「他人に教えられた知識が絶対」と考える「高加工マシンを作れる設備があるだけで偉い」と思い込んでいるにわかユーザーが人様のところで暴言書くパターンが過去にあったため、その手の理論はあまり好きではない。

また、今回の超速ガイドで「私が紹介した店舗コース」の画像が載ってたけど、よりにもよって「姫路BBBの方かよ…」と思ったわ。

正直、今の私は姫路BBBの方に対してはエンガチョ状態である。

間違ってほしくないが、姫路BBBのスタッフさんに対してはエンガチョしていない。

ちゃんと利用料金を払えば「お客さん」として対応してくれるため、しっかりとしたお店ではあるものの「そこのお抱えのミニ四駆チーム」という連中のお行儀が良くない為エンガチョしている。

過去に日記で語っているが、「トンネル部で裏返った自分のマシン(アストラルスター)を回収しようとしたら、いきなりマシンを走らせてアストラルスターの横っ腹にぶつけて弾き跳ばされた」こともあったし、「1人分のピットエリアと椅子を行儀よく使っていたのにチームの団体が来た途端に机のスペースと椅子を占領した」となって虐めうけたので、お世辞にもお行儀のいいチームとは言えないと感じたわ。

しかも、9割方が「高加工と駆動系(モーターギヤ系)に裏改造を施したチートマシン」を走らせるユーザーだったため、「そいつらの島」という解釈をした。

そもそも、超速ガイドに記載されている姫路BBBの画像は「そいつらと出くわす前のレイアウト」であったため、まだ「DTD改造マシンでもそこそこ楽しい走りができるコース」ではあったものの、次のレイアウトは「ガチマシンが絶対有利の面白くないコース」であったと語っておく。

この姫路BBBという反面教師があるが故にタムタム神戸店に居ついている感じだわな。

あそこのチームの人達とは交流もあるし、挨拶とかも気軽にできる為対立することは早々無いわな。

コースレイアウトも「ガチマシンもSTD改造マシンも平等」という考えられたコースレイアウトになっている為、個人的にはタムタム神戸店のコースレイアウトの方が好みである。

今日はこんな感じです。